29日目〜チャリ旅ほぼ日本一周〜
丹波の朝霧に包まれながら
県道沿いの大地で収穫するのは
もちろん小豆。
さすが豆の国。
うちは豆の木もろとも引っこ抜くスタイル。
お正月にぜんざいを作るためと
道の駅らしきところに売るために作ってるみたいです。
基本的におじいちゃんとおばあちゃんと話しながら
作業をすることが多いのですが
百姓はすごいなあという話をしていると
「百姓は大したことない」
という返事が返ってきます。
いろいろ作って自分たちの食べるものには困らんが
対してお金が儲からん。
とまあこーゆーわけなんです。
いくら自給自足で生活はできるとはいえ
やはりこの世の中はお金で回っている社会なのです。
かく言う私も自分ではとても払えない額のお金を
つぎ込んでいただいております。
お金がなくてもうまいこと生きていける人もいるとは思いますが
その人はその人でいいと思います。
ただみんながみんなそういう生活スタイルは送れないと思うので
ちゃんと儲かる仕組みをつくって
持続可能にしていく必要があると思うのです。
だからこそ、自分のやりたいことには
ちゃんと儲かる仕組みをつくって
それによってちょっとでもその輪が周りにひろがって
自分達が楽しく暮らして行くことができれば…
それでOK?
ん?
自分が幸せに暮らせたらそれでいいのか。
それとも自分の住んでる地域を元気にしたいと動くのか。
自分の地域を元気にすることが
自分の暮らしをよくすることに繋がるからするのか。
ただ自分がおもしろいと思う方がひとのためにもなればいいなあ
でいいのか。
んー
自分がどの立ち位置でこの人生を生きたいのか
わからなくなってきたので今日は逃げます笑
小豆畑からは以上です…