じょーたのデジタル野生生活

自分の進路を模索しながら大自然と触れ合う坊主大学生のゆるめの野生生活。

43日目~入口は割り箸~

朝起きると後頭部に違和感が。

 

…寝ぐせか。

 

もう寝癖が付くほど髪が伸びたのか。

 

どうもほぼ丸坊主、谷口丈太です。

 

 

 

出会いは学食…

 

そういえばそろそろ学食の季節ですね。

 

冬にかけて学食がおいしくなる四国都市伝説を、在学中にひそかに広めたいと思っています。

 

そんなことは置いておいて。

 

今日はそんな学食での塩辛い出会いの思い出を語る回としましょう。

 

 

 

学食と聞いて真っ先に思い浮かぶものは何でしょう。

 

…そうです

 

お箸です。

 

 

 

うちの大学ではお箸は2種類あります。

 

プラ製っぽい使いまわしスティックスと

 

木でできた1膳1円の有料割り箸です。

 

 

 

僕は学食では、これまでほとんど割り箸を買ってきました。

 

それは「なんか日本の木でできた割り箸を使ったほうがいいらしい」

 

という薄っっい知識からでした。

 

 

 

 

まあなんか、毎日の行動が1円払っていいことになるなら払おう

 

ぐらいの感覚で続けていました。

 

 

 

 

そして休学…

 

愛媛を離れ

 

必然的に学食にも行くことがなくなり

 

僕は割り箸と知らぬ間に距離を置いていました。

 

 

 

すれ違う二人。

 

ささくれの増える毎日。

 

足元のおてもと。

 

 

 

旅先では洗って使えるタイプの箸しか使いませんでした。

 

そんなある日のこと

 

僕は思わぬ形で彼女を思い出すことになります。

 

それはある製材所でのこと。

 

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こちらのツインソー(ツインバンド)と呼ばれる機械を見ていた時でした。

 

説明をしてもらいながら機械を見ていきました。

 

「まず、この二枚のノコで切ってな。」

 

「へえ。」

 

「その切れ端が下にたまるんやけどな。」

 

「ほお。」

 

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「使える切れ端は割り箸になって、使えんもんはチップになってバイオマス発電の燃料になるんや。木材を余すところなく使ってるんやで。」

 

「へえ。」

 

 

 

「えええ!!じゃあまさかあの割り箸って!?」

 

あいつとの再会の瞬間でした。

 

そして自分の体験がちゃんと自分ごとになった瞬間でした。

 

 

 

国産材の割り箸を使うことは

 

森林伐採を進めることにはつながりません。

 

むしろ日本の資源を余すことなく利用できる

 

国内の循環につながるのです。

 

愛大生よ割り箸をつかえ!!!

 

 

 

入口はどこでもいい

 

今回はなんか知らんけども入ってみたのが

 

林業の入口だったという後付け事例ですが

 

大体は割り箸の取り組みを知って

 

軽い気持ちで使うことから始まると思います。

 

 

そして今回のように

 

自分ごとになる瞬間が訪れ泥沼に入っていきます…

 

 

 

その入り口って実はいろんなところにあふれているような気がします。

 

アンテナを高く張って面白そうな入口に飛び込む。

 

気が付いたらそこはティッシュ配りの入口だった

 

そんなんでもいいと思います

 

 

 

そうやって入ったところは

 

きっと主体性をもって活動できる。

 

そんな気がします。

 

 

 

 

そういえばこれをきっかけに

 

うちの大学の割り箸の取り組みを見てみました。

 

するとどうやら今回のような取り組みとはまた違うみたい。

 

なんやねん笑

 

でも間伐材をつかってるので

 

森林環境保全に役立っているのには変わりないし

 

障がい者の雇用も生み出してるみたい。

 

 

※リンク貼っておきます↓

http://www.ehimedas.com/waribashi.html

 

 

それでは愛大の割り箸消費が増えることを願って…